2026/11/05 12:00

美容や健康の話題で、よく耳にする「抗酸化」という言葉。

何となく体に良さそうな印象がありますが、実際にはどのような意味があるのでしょうか。

今回は、酸化と活性酸素の関係、私たちの体に備わる抗酸化の仕組み、そして焙煎かんぽうちゃの主原料「宮古ビデンス・ピローサ」の研究についてご紹介します。

1. そもそも「酸化」とは?

切ったりんごをそのまま置くと、切り口が茶色くなります。これは、りんごに含まれる成分が酸素と関わって起こる酸化反応の一例です。

酸化は決して特別な現象ではありません。

私たちの体内でも、酸素を使ってエネルギーをつくる過程などで、日々さまざまな化学反応が起こっています。

ただし、りんごの変色と体内の酸化ストレスは、同じ仕組みではありません。りんごは酸化を身近に感じるための例なのです。

2. 活性酸素は悪者ではない?

酸化を理解するうえで欠かせないのが「活性酸素」です。

活性酸素とは、通常の酸素より反応性の高い酸素由来の物質の総称。

実は、活性酸素には免疫細胞が異物に対応する際や、細胞間の情報伝達などに関わる重要な働きがあります。

つまり、必ずしも悪いものではありません。

一方で、活性酸素の発生と体の抗酸化防御機能とのバランスが崩れると、細胞を構成する脂質やタンパク質、DNAなどに影響を及ぼすことがあります。

この状態を「酸化ストレス」と呼びます。

大切なのは活性酸素をなくすことではなく、体内のバランスを保つことなのです。

3. 私たちの体に備わる抗酸化の仕組み

私たちの体には、もともと酸化ストレスに対処する仕組みが備わっています。

代表的なのが、SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどの抗酸化酵素です。

これらは体内で発生する活性酸素などに、それぞれ異なる働きで対応しています。

また、食事から摂取するビタミンC、ビタミンE、植物由来のポリフェノールなども、抗酸化に関する研究が進められています。

ただし、抗酸化成分は多く摂ればよいというものではありません。

栄養バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動など、生活習慣全体を整えることが大切です。

4. 宮古ビデンス・ピローサと抗酸化研究

焙煎かんぽうちゃの主原料である「宮古ビデンス・ピローサ」は、沖縄県宮古島で栽培されるキク科の植物を原料としています。

この植物については、抗酸化活性に関する研究が報告されています。

2004年に学術誌『薬学雑誌』に掲載された研究では、宮古ビデンス・ピローサの抽出画分を用い、実験系における抗酸化活性が評価されています。

植物に含まれる成分と抗酸化活性の関係を調べることは、素材の特徴を科学的に理解するうえで重要です。

ただし、実験室で確認された抽出物の抗酸化活性が、完成したお茶を飲んだときにそのまま人体で発揮されるとは限りません。

私たちは、研究で明らかになったことと、まだ確認されていないことを区別しながら、素材の魅力をお伝えしたいと考えています。

5. 宮古島での栽培へのこだわり

ビデンスピローサは、野生でも見られる植物です。

しかし、焙煎かんぽうちゃに使用している宮古ビデンス・ピローサは、自然に生えているものを単に採取した原料ではありません。

宮古島で栽培方法や原料管理にこだわり、丁寧に育てられています。

原料メーカーでは、種や苗、栽培する畑をそれぞれ管理し、栽培工程にも配慮しています。

また、農薬・化学肥料・堆肥を使用せず、宮古島の土壌や自然環境を生かした栽培が行われています。

苗を植える間隔から収穫後の加工まで、原料づくりにはさまざまな工夫が重ねられています。

私たちが大切にしているのは、単に植物の名前や産地だけではありません。

「どのように育てられた素材なのか」

その背景まで知ったうえで、原料を選ぶことを大切にしています。

6. 毎日飲むお茶だからこそ

焙煎かんぽうちゃは、宮古ビデンス・ピローサを主原料に、春ウコンを組み合わせたノンカフェインのお茶です。

植物の研究背景は、私たちが素材を理解し、選ぶうえで大切にしている要素のひとつです。

そして、日常のお茶として欠かせないのは、おいしく、無理なく続けられること。

朝のひととき、仕事の合間、くつろぎの時間。

温かいお茶でほっとひと息つく習慣も、毎日の暮らしを豊かにしてくれます。

7. 冬こそ意識したい水分補給

冬は夏ほど喉の渇きを感じず、飲み物を口にする機会が減りがちです。

さらに、暖房による室内の乾燥も気になる季節。

だからこそ、喉が渇く前からこまめに水分を補給することが大切です。

温かいノンカフェインのお茶なら、寒い季節にも取り入れやすいですね。

焙煎かんぽうちゃが、日々の暮らしに寄り添う一杯になれば嬉しく思います。

冬の特設ページでは、水分不足や春ウコンの素材特性についても詳しくご紹介しています。

▼ 冬の焙煎かんぽうちゃ特設ページ
https://sangenlab.com/winter-tea/


※本記事で紹介した抗酸化研究は、植物の抽出物などを対象とした研究です。焙煎かんぽうちゃの飲用による疾病の予防・治療や、人体での抗酸化効果を示すものではありません。

【参考資料】
・『薬学雑誌』124巻11号(2004年)847–850頁
・宮古ビデンス・ピローサ公式情報「育てる・加工する」
・宮古ビデンス・ピローサ栽培情報「良いものをつくるために」

 
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