2026/10/29 12:00
寒くなると、温かい飲み物が恋しくなりますね。
一方で、夏ほど汗をかかず、のどの渇きも意識しにくくなると、「気づけば、今日はあまり飲んでいなかった」ということはありませんか?
水分不足に気をつけたいのは、夏だけではありません。
冬の脱水も、体に大きな負担をかけることがあります。
今回は、毎日の小さな手がかりになる「尿の色」と、寒い季節の水分補給についてお伝えします。
■ 冬も、体の水分は失われています
目立つ汗をかいていなくても、私たちの体からは、呼吸や皮膚を通して水分が失われています。
冬は空気が乾燥し、暖房を使う室内でも乾燥しがちです。さらに、飲む量が減ったり、トイレが近くなるのを気にして飲み物を控えたりすると、水分不足につながることがあります。
入浴中や眠っている間も、水分は失われます。
「寒いから大丈夫」と思わず、冬も飲む習慣を意識したいですね。
■ 水分不足は、脳や心臓にも関わることがあります
脱水が進むと、血液中の水分が減って血液が濃縮され、血栓という血液のかたまりができやすくなることがあります。
よく「血液がドロドロになる」と表現されますが、ここでは、脱水によって血液が濃くなる状態を指します。
血栓などによって脳の血管が詰まるのが脳梗塞、心臓の筋肉に血液を送る血管が詰まるのが心筋梗塞です。脱水は、こうした病気が起こるきっかけのひとつになり得ます。
もちろん、水分不足だけで発症が決まるわけではありません。高血圧や糖尿病、脂質異常症、喫煙など、さまざまな要因が関わります。
また、冬は寒さや急な温度差によって血圧が変動し、心臓や血管に負担がかかることもあります。
こまめな水分補給とともに、脱衣所や浴室を暖める、外出時に防寒するなど、寒さへの備えも大切です。
■ 尿の色は、水分補給を振り返るヒント
毎日の水分補給を振り返る、身近な手がかりのひとつが尿の色です。
一般的には、薄い黄色が水分補給の目安になります。いつもより黄色が濃く、尿の量も少ないときは、水分が足りていない可能性があります。
「今日はどのくらい飲んだかな」
「入浴後に、何か飲んだかな」
そんなふうに、飲むタイミングを見直してみましょう。
ただし、尿の色だけで脱水や病気を判断することはできません。尿の量や回数、口の渇き、体調なども合わせて見ることが大切です。
■ 濃い黄色が、すべて水分不足とは限りません
食べ物や薬、ビタミンを含むサプリメントなどでも、尿の色は変わります。
また、便器の水で薄まったり、照明や洗浄剤によって違って見えたりすることもあります。
色見本にぴったり合わせようとするより、「普段と比べてどうか」を見るきっかけにしてください。
赤色やピンク色、濃い茶色の尿は、血液が混じっている可能性もあります。痛みがなくても、血尿が疑われる場合は早めに医療機関へ相談しましょう。
排尿時の痛みや発熱、背中・脇腹の痛みがある場合も、水分不足だけと考えないことが大切です。
■ 冬の水分補給は、飲むタイミングを決めて
のどが渇くのを待つだけでなく、毎日の行動に飲むタイミングを組み合わせると、習慣にしやすくなります。
・朝、起きたとき
・朝食や昼食のとき
・家事や仕事の合間
・外出から帰ったとき
・入浴の前と後
白湯や温かいお茶を選ぶのもひとつの方法です。
一度に大量に飲むのではなく、こまめに補給しましょう。透明な尿を目指して、無理に飲み続ける必要はありません。
必要な水分量は、体格や活動量、食事、体調によって異なります。心臓や腎臓の病気などで水分制限を指示されている方は、医師の指示を優先してください。
■ 急な異変は、水分補給で様子を見ないで
突然、片側の手足に力が入らない、顔の片側が下がる、ろれつが回らないといった症状は、脳卒中の可能性があります。
強い胸の痛みや圧迫感、息苦しさ、冷や汗などにも注意が必要です。
こうした急な症状がある場合は、水やお茶を飲んで様子を見るのではなく、すぐに119番で救急車を呼んでください。
■ 毎日の水分補給を、楽しみな一杯に
日々の水分補給には、水や白湯、お茶など、続けやすい飲み物を取り入れてみてください。
さんげんの「焙煎かんぽうちゃ」は、宮古ビデンスピローサと春ウコンを使った、ノンカフェインのお茶です。
寒い朝や、家事・仕事の合間に。
温かい一杯の香ばしさを楽しみながら、ほっとひと息つく時間をつくってみませんか。
「気づいたら、あまり飲んでいなかった」を減らすために。
冬も、こまめに飲む習慣を大切にしていきましょう。
焙煎かんぽうちゃについては、ショップ内の商品ページをご覧ください。
※本記事は一般的な健康情報であり、診断を目的としたものではありません。水分補給だけで脳梗塞や心筋梗塞を防げるわけではありません。焙煎かんぽうちゃは食品であり、血液をサラサラにする作用や、病気の治療・予防効果を示すものではありません。
【参考情報】
厚生労働省掲載資料「脳卒中は再発予防が重要!」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001115915.pdf
国立循環器病研究センター「冬場は心筋梗塞による心停止が増加」
https://www.ncvc.go.jp/pr/release/003108/
ニューサウスウェールズ州保健省「Urine colour chart」
https://www.health.nsw.gov.au/environment/beattheheat/Pages/urine-colour-chart.aspx
英国NHS「Blood in urine」
https://www.nhs.uk/symptoms/blood-in-urine/
