2026/02/26 12:04

身近な植物を、きちんとお茶にするということ。

沖縄では、道端に普通に見かける植物でも
長く親しまれてきたものがあります。

ビデンスピローサ(宮古ではムツウサと呼ばれることも)は、
そんな野草のひとつ。

昔から身近な存在として、
暮らしの中で取り入れられてきた植物です。

一見すると雑草のようにも見える存在。
でも、背景を知るほど
その奥深さに気づかされます。


自然に生えているものではなく、育てた素材

沖縄全域に自生する植物ではありますが、
私たちが使用しているのは
自然に生えているものではありません。

宮古島の自然環境の中で、
無農薬にこだわり、
特定の農家さんが丁寧に栽培したものだけを使用しています。

宮古島は、隆起した珊瑚礁からできた島。
カルシウムやミネラルを多く含む土壌が広がり、
本州とは異なる環境を持っています。

強い日差しと海風。
その土地ならではの条件の中で、
植物はゆっくり育てられています。

自然の恵みと、
人の手間ひまが重なって生中継まれる素材です。


昔から続く野草の文化

宮古島では、
特別なものではなく
「身近な野草を取り入れる」という文化があります。

派手に広まるというより、
静かに受け継がれてきたもの。

ビデンスピローサも、
そうした背景を持つ植物のひとつとされています。

近年では、こうした伝統的な植物が
研究対象としても少しずつ注目され、
さまざまな角度から調べられるようになってきました。

昔からの知恵と、
現代の視点が重なり始めています。


お茶にするという手仕事

植物をそのまま使うのではなく、
「お茶として飲める形にする」には
もうひとつ大切な工程があります。

それが、製茶の工程です。

収穫後の選別、乾燥、焙煎。
ひとつひとつの工程によって、
味わいや香りは大きく変わります。

えぐみを抑え、
日常に取り入れやすい一杯にするために、
焙煎の加減にもこだわっています。

派手な加工ではなく、
素材を活かすための引き算の仕事。

だからこそ、
毎日続けやすい味わいになります。


自然と人の仕事、その間にあるもの

自然の中で育てられた植物。
それを丁寧に育てる人。
そして、飲みやすい形に整える工程。

どれかひとつだけではなく、
いくつもの手仕事が重なって
一杯のお茶になります。

身近な植物ほど、
実は多くの背景を持っているもの。

そんなストーリーごと、
日々の一杯として
お届けできたら嬉しいです🌿


さいごに

派手なスーパーフードではなくても、
昔から続いてきたものの中に
価値が見つかることがあります。

自然の恵みと、
育てる人の想い、
そして仕上げる工程。

その積み重ねを、
丁寧にお届けしていきたいと思っています。

焙煎かんぽうちゃでは、
宮古島で育てられた植物素材を大切に使用しています。

日々の習慣に、
やさしい一杯を。

 
初めてお試しされる方はこちらがお得です。